初めての台湾・台北旅行2泊3日。JAL便で午前中のうちに桃園国際空港に到着し、スムーズに宿泊先のシェラトングランデ台北まで移動することができました。(コチラを参照)
15時のチェックイン時刻前だったため、フロントに荷物を預けて市内観光に繰り出しました。
悠遊カード(easy card)をゲットする
シェラトングランデ台北は地下鉄板南線の善導寺駅2番出口が目の前と、とても便利な立地です。3日間どこへ行くにも地下鉄を利用し、とても快適でした。
まずはプリペイドICカードの悠遊カード(easy card)をゲットします。通常の券売機やチャージ機では購入できなかったので、改札にある窓口で「easy cardプリーズ」と申し出ると、改札脇の機械で購入するように案内されました。 ↓ ↓ ↓ この機械です。
日本語表示も可能で、難なく購入やチャージができますが、駅員さんがとても親切で手取り足取り購入方法を教えてくれました。
普通カードはNT$100/枚で購入できます。しかしNT$100分はデポジットとなり、実際に利用するにはチャージが必要です。同じ機械でNT$200をチャージしました。
日本円にして800円弱ですが、運賃が非常に安いため、3日間でちょうど使い切るぐらいでした。
東門駅で下車し、永康街の入り口にある鼎泰豊本店に向かいました。
鼎泰豊本店で小籠包を食す
ネットでの情報では、鼎泰豊は昼食時や夕食時はかなり混雑するということだったので、あえて中途半端な15時という時間に向かいました。
地下鉄の出口を出ると、少し先に人だかりができていますので、すぐに店の場所はわかりました。
入り口の電光掲示板に待ち時間も表示されています。このときは15分待ちでした。外国の飲食店でうまく順番待ちができるのか多少心配していましたが、この心配は全く杞憂に終わりました。
待ち時間が表示された電光掲示板の下あたりに、受付の女性の店員が数名待機しており、「こんにちは」と話しかけると、こちらが日本人であることを理解し、日本語が話せる店員さんが対応してくれます。
人数を告げると、順番待ちの番号札と、注文を記入する伝票を渡されます。伝票には料理名が日本語で記載されており、料理名の横に数を記入するだけでいいようになっています。記入し終えたころを見計らって、店員さんが伝票を回収していきます。回収する際も、注文内容を一品一品丁寧に確認してくれます。このあたりのオペレーションはかなり手馴れており、完璧だなと感じました。
何を注文するか考えていたためか、それほど待ったという感覚もなく番号が呼ばれ、店内2階の席に案内されました。
少し前に、TV番組「もやもやさま~ず」で台北が取り上げられていた際に紹介されていたのですが、鼎泰豊は世界的に有名なレストランで、この店の給仕係とし採用されること自体が誇らしいことであるため、顔採用がされているとのことでした。
実際に店内のウェイトレスは皆、顔採用された言われても納得できるレベルにあり、しかも、無駄にスカートが短いです。
小籠包だけでも数種類ありましたが、今回は定番の「小籠包」、「カニみそ入り小籠包」、「へちまとエビ入り小籠包」を注文しました。小籠包は10個入りですが、注文票に「0.5」と記入すると5個入りで出てきます。
↓ ↓ ↓ 食べかけですが定番の小籠包
↓ ↓ ↓ へちまとエビ入り小籠包。5個入りです。
個人的には「カニみそ入り小籠包」一番濃厚でおいしかったです。
あらかじめ注文が通っているためか、混雑しているのに料理もすぐに出てくるし、頻繁にお茶を注ぎに来てくれたり、本当に気持ちの良いサービスでした。
中正紀念堂に裏から入る
鼎泰豊を後にし、混雑する永康街を抜けて、徒歩で中正紀念堂に向かいました。永康街ではガイドブックにある思慕昔(スムージー)などは大行列ができていましたので、全てスルーしました。
永康街を抜け、2ブロック程で中正紀念堂の裏手に出ます。本来、表から入ると「ドーン」とした広場と建物に圧倒されるのでしょうが、裏手は公園のようになっており、その向こうに大きな建物があるね、という感じで圧倒される雰囲気ではありません。
中紀記念堂の建物に横からアプローチすると、1階に直接入ることができ、抗日戦争の戦勝の記録や台湾の行政権の委譲時の様子などの展示室になっています。
↓ ↓ ↓ このようなジオラマや絵画などが飾ってあります。
1階からはエレベータで4階の本堂に上がることができます。正面からアプローチすると階段で登る羽目になるので、少し楽ができました。
4階の本堂ではちょうど衛兵交代の真っ最中でした。9時から17時の毎時00分に行われているそうです。細マッチョな軍人の一糸乱れる動きはとても素晴らしいです、が、個人的には、何のためにこんなところに軍人を配備して、何を警備させているのか不明だなと思いました。
若干微笑んでいる蒋介石の座像は奈良の大仏のような存在感があり、天井の装飾や「倫理、民主、科学」などと記された大理石の壁は一見の価値があるなと思いました。
中正紀念堂を後にし、台北の「城内」と呼ばれる歴史的な建物が多く残る官庁街を抜けて、ホテルに戻りました。
士林夜市で臭豆腐のにおいにやられる
ホテルでは、チェックイン前に預けてあった荷物などを運び入れ、部屋で一服した後、士林夜市へ向かいました。
ホテル目の前の善導寺駅から士林夜市の最寄り駅の劍潭駅まではNT$20で行くことができます。駅改札をでて1番出口方面へ向かうと人、人、人の波になっています。
人の流れに乗って夜市方面へ歩いていきます。皆が夜市方面へ向かっていますので迷うことはありませんが、前の人の背中を見てただ歩いていくだけです。とにかくすごい人と活気です。
道の真ん中に商品を並べたりして、とっても邪魔です。
なんとか流れに乗って美食広場にたどり着きましたが、なにやら臭いです。ドブのような、何かが腐ったようなにおいがして、いてもたってもいられません。最初は、不衛生な場所だから下水のにおいが漏れてきているのだと思いましたが、そうではなく臭豆腐のにおいだったのです。
屋台で着席して食事している日本の方々も大勢いましたが、においと「本当にお腹壊したりしないよね」という猜疑心がぬぐえずに、何も食べず早々に退散しました。
美食広場を出て慈誠宮の付近も歩きましたが、その辺りの混雑が特にひどく、身動きが取れなくなるほどでした。
60代後半の両親にはこの混雑は耐え難いということで、そのまま駅に引き返して士林夜市を後にしました。
香港No.1レストラン「添好運」(ティムホーワン)で小籠包
夜市での食べ歩きを夕飯にしようと思っていたのに、結局何も食べられなかったため、台北駅まで引き返したところで夕食にすることにしました。
台北駅から地上に出たところに、ちょうど「添好運(ティムホーワン)」がありました。先月の香港旅行の際、「世界で一番リーズナブルなミシュラン一つ星レストラン」という触れ込みに、行きたいなと思いつつ行けなかったところでしたので、入店します。
営業時間22時までのところ、21時過ぎに入店しました。並ぶことはなかったですが、この時間でも店内は大半の席が埋まっていました。
本場かどうかはわかりませんが、点心を数点とマンゴスープを注文しました。
普通においしいです。やっぱり食事は清潔な店内でするのがいいですね。
22時が近づくと店員さんが閉店の準備を始めたので、さっと食事を切り上げ、台北駅から一駅分、といっても数百メートルしかありませんが、ホテルまで歩いて戻りました。
次の記事 → 台北2泊3日で小籠包を食べつくす旅 2日目その1
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