280413

「バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生」の感想 【ネタバレあり】

映画視聴のスタンス

 まず最初に有権者に訴えたいことは、私の映画視聴スタイルは、映画好きを自認する方々からすると「邪道」だということは自覚しているということである。

  •  基本的に映画館には足を運ばない
  •  Hulu(最近加入)で見るか、ゲオで旧作を借りる(新作は見ない)
  •  アメコミ(MARVEL、DC)モノのみ、ゲオで新作を借りる。
  •  基本は吹き替え版。「画を映す」のが映画でしょと。
  •  SF、ファンタジーがメイン。お口直しに時々サスペンス
  •  ハリウッド大作至上主義。

 私にとっての映画はストレス解消の手段です。映画に没入していないと、いつでも仕事のことを考えて鬱になる、という時期もありました。ですから、現実を忘れて没入できたかどうか、が評価基準です。

ということで、第一弾は「バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生」です。

あらすじ

正義のために戦ってきた2人が、なぜいま敵対するのか―。皮肉にも、スーパーマンの戦いは、人類の平和を守ると同時に街を破壊し、甚大な被害を出してしまった。その強大すぎるパワーは、もはや地球人にとって脅威と化したのだ。この事態を受け、ずっと闇の中で悪と戦ってきたバットマンは、スーパーマンに対抗することのできる唯一の切り札として、人々の民意を背負い、戦いの表舞台へ立つことになる…。神に等しい力を持つスーパーマンに、“生身の人間”バットマンはどう立ち向かうのか?予測不可能な展開と壮絶な戦いの果てに待ち受ける本当の正義とは?

・スーパーマンが宇宙人と戦って街がめちゃくちゃになる

・バットマン激おこプンプン丸。世間的にもスーパーマンやばいよねってなる

・レックスルーサー(敵役)がクリプトナイトを使って悪巧みする。スーパーマンとバットマンを戦うように仕向ける

・二人が戦ってバットマンが勝ちそうになるけど、お母さんの名前が一緒って部分で共感・和解する

・レックスルーサーが生み出したクリーチャーが暴れだして、途中で登場するワンダーウーマンも合流して三人で倒す(ワンダーウーマンの登場シーンが一番のみどこ)

採点

70点!
一度観ただけではすぐに理解できない部分もあったけど、まぁ楽しめた。

感想・解説(ネタバレあり)

 ダークナイトをはじめとするバットマン3部作にドはまりしたモノですから、今作は珍しく映画館でIMAX版を見てきました。いやー、戦う場面はすごかった。映像に没入してしまいましたよ。

 ただ、今回のバットマンのキャラ設定は正直「?」の部分がありました。なんでそんなにスーパーマンを抹殺することに固執するのかが全く読み取れませんでした。

 バットマンて、私の理解では、ゴッサムシティの自警団気取りで、街の浄化のために汚れ仕事も引き受けますって奴でしたよね。それが今回、なんで強大すぎるパワーだからってだけであそこまでスーパーマンを敵視するのか?

 対決ムードをそんなに前面に出さなくても、ジャスティスリーグの誕生にあたって、方向性の違いから対立したり、敵の策略で戦う羽目になったけど、最後は協力することになったよ、ぐらいにしておけばよかったのになと。タイトルは「ジャスティスリーグ・ビギンズ」とか。

 ま、序盤から中盤にかけて、バットマンが異常にスーパーマンを敵視するサイコ野郎として描かれている部分以外は、違和感なくストーリーも映像も楽しめましたよ。ネットでは「よくわからんかった」、「ストーリーがクソ」とかだいぶ言われてますけど。

 たぶんですけど、マーベルコミックもDCコミックスも、昔からアメリカのTVで何度もアニメ放送がされる中で形成されている定番とかお約束があるんじゃないですかね。その定番やお約束に馴染みがないために、「よくわからないな」と感じるんじゃないかと。

 例えるなら、ドラえもんをマンガで読んだこともテレビで見たこともない人が、初めて映画を観て、「冒頭でいじめっ子だったジャイアンが、途中で急に頼れるいい奴になった。よくわからん」と言っている感じですかね。違うかな。まぁ、でも私たちからしたら、それってもうお約束じゃないですか。

 私は、そういう定番とかお約束の部分でわからないことがある、ということを前提にして観ています。アメコミヒーローものなんで、ド派手な映像を楽しむのに邪魔になるほどの違和感でなければ、ストーリーや設定の細かい部分はスルーする、ってことにしてます。

 そんな姿勢で観ていただければ、最後の敵がハリウッド映画でよく見る特徴を備えたクリーチャーであること以外、ド派手な映像、バットマンのかっこいいメカの数々、盛り上がるBGM、プライベートでウジウジするスーパーヒーロー、等々、見どころ満載です。

 いずれにせよ、この作品を皮切りに、今後、DCコミックスのヒーローモノが続々と実写映画化されていくわけですから、マーベル・シネマティック・ユニバースの作品群とあわせて楽しみが増えていきます。

 次は、「キャプテン・アメリカ CIVIL WAR」と「スーサイド・スクワッド」ですか。また、IMAX版で観ようかなと思います。
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