2016年4月下旬からの「Captain America:Civil War(キャプテンアメリカ シヴィルウォー)」に備えて、マーベルシネマティックユニバースの一連の作品を見直しています。
先日huluに加入して、「エージェントオブシールド」を視聴したため、今回、改めてアイアンマンの第一作目を視聴しましたが、、フィル・コールソンがちょくちょく出てきたりして、シリーズものならではの楽しみがありました。
というわけで、ネタバレありのアイアンマン(第一作目)の感想です。
あらすじ
億万長者で発明家の軍需産業会社社長トニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr)は、視察に訪れた軍のキャンプでテロリストの奇襲に遭い、胸を負傷してしまう。やがて自分の会社の兵器がテロリストに悪用されている衝撃の事実を知ったトニーは、自ら戦闘用のスーツを作り、“アイアンマン”となってテロリストに闘いを挑む。 (シネマトゥデイより引用)
軍需企業「スターク・インダストリー」の新兵器のお披露目会の道中(なぜか紛争地域で行われている)、トニー・スタークがテロリスト集団?ゲリラ集団?に拉致される。
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ゲリラ集団の親玉(ヘン・リングス)から新兵器を作るように脅される。けど、こっそり作ったパワードスーツで脱出
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自分の会社が世界中にばらまいちゃった兵器を破壊して回るために、改めてパワードスーツを製作
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早速、自分が拉致されたゲリラ集団の兵器を破壊しに行ったら、最新兵器が置いてあってビックリ
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ミス・ポッツに調べさせたら、父親(ハワード・スターク)の昔の相棒兼前CEO的なオバディアの裏取引判明。それだけじゃなく、トニー・スタークの暗殺も依頼してたことが判明
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ばれちゃー仕方ねーってなもんで、オバディア側でも作ってたパワードスーツ対アイアンマンで対決。アイアンマン勝利
採点
95点
とってもシンプルなストーリーで、難しいことを考えずにアイアンマンのメカトロニックを楽しめました。
感想
ツッコミポイント
本作で唯一の個人的なマイナスポイントは、ミス・ポッツのキャスティングだけなのである。キルステン・ダンストが演じた「スパイダーマン」シリーズのMJに対して抱いたのと、ほぼ同じ感情を抱きました。
アメリカ人と日本人では顔面偏差値を算出する際の基準が全く異なるのでしょう。それはやむを得ない。しかし、それにしてももう少しきれいな女優を起用してもらいたかったものである。
ほかにも、最初トニー・スタークが拉致された時、兵器製造を指示された意味が不明、とか、インセン博士がホントあっさり死んだな、とか、細かい部分でツッコミたいポイントはありましたけど、シンプルでストレートなストーリーの中では違和感はありませんでした。
楽しめたポイント
今回の一番の見どころは、グルミアでゲリラ組織の武器を破壊したあとの、米空軍戦闘機とのドッグファイトじゃないかと、個人的には思います。スピード感とリアリティある映像で、クライマックスのオバディアとの戦闘よりも楽しめました。
あとは、エンディングテーマの映像も含めて、アイアンマンのメカメカしいところが、カッコよかったですね。パッと見は古臭いデザインのアイアンマンを、質感や細部にこだわって、とってもカッコよく仕上げたなと思いました。スーツ着用の場面とかも、めちゃくちゃカッコ良いです。次作以降はパーツが飛んでくるパターンに変わっちゃいますけどね。
ヴィランがハリウッド映画でよく見るクリーチャーじゃないところも、個人的には高ポイントでした。ネバネバした質感で、喉の奥の方で「グルㇽ・・」とか唸ってるクリーチャーが出てくるだけで興ざめしちゃいますからね。
というわけで、125分という上映時間を感じさせないシンプルなストーリーで、単体としても、マーベルシネマティックユニバースの一作目としても、とっても楽しめました。
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北九州市漫画ミュージアムに「アイアンマンの日常」という本を寄贈しました。