そこそこ気に入る土地が見つかり、不動産屋へ話を聞きにいったところ、思いがけず「２週間」という期限を区切られて、購入するか否かの決断を迫られることとなりました。

これまでの経緯　→　【実録　～その３～】私の土地購入まで（不動産屋へ行く）

内心、「いや、そんなすぐには決められないだろうな」とは思っていましたが、買うのか買わないのか、結論を出すため検討を開始しました。

設計事務所に土地の資料を持ち込んでみる

不動産屋から帰ってきたそばから、以前訪問した３か所の設計事務所に連絡を入れました。

「気に入った土地が見つかった。２週間で購入するか否か結論を出さないといけない。どんな家が建ちそうか一度、土地の資料を見てほしい」てな感じで連絡を入れます。

どの事務所も、「じゃ、すぐに」ということで再び訪問し、土地の資料を渡しつつ、２週間後の週末にどのような家が建つのかプランなどを提示してもらう事になりました。

そして２週間後。。

最初は、個人事務所（Ａ事務所）の方からプランを提示してもらいました。これまで２度会う中で伝えてきた、こちらの要望を概ね取り入れつつ、なかなかアイデア満載のプランになっていました。斜線規制など法令上の問題もいろいろとクリアしたうえで、図面としてまとまったものを提示してもらいました。

２つ目は、会社組織の事務所（Ｂ社）です。こちらは、「土地に関する考察」というＡ３資料一枚で、「住宅密集地なので２階リビングがいい」、「４人家族で十分な広さを確保できる」など、現地を確認した人の考察（というか感想）がいくつか記載されている資料を提示されただけでした。

「具体的なプランなどは？」と聞くと、「うちでは契約後、しっかりと組織で検討したプランしか　提示していません。無料のプランを収集することが目的の人もいますから。今日、当社との契約を決めてもらえるのなら、すぐにプラン作成に着手します。」とのことです。

途中、３か所も設計事務所と対応するのが面倒になり、最後の事務所（Ｃ事務所）はこちらから対応を中断させてもらいました。

土地の購入と設計依頼先を決定する

という事で、２つの事務所から、具体的な土地に対してプランの提示を受けたうえで、その土地を購入するかどうか、またどの設計事務所に設計を依頼するかを決定することとなりました。

具体的な図面まで作成しプランを提示してもらった個人事業のＡ事務所。しっかりとした会社組織で、契約後しかプランを提示できないというＢ社。

結果はＡ事務所と契約することにしました。

というか、複数の設計事務所とコンタクトを取って、「競争見積もり」というか「コンペ」で契約先を決めると伝えているのに、自分たちが何ができるかを提示する資料も示さずに、契約を迫るＢ社には信頼できる部分は何一つありませんでした。

一方Ａ事務所は、図面に加えて、概算の建築予算やその事務所で設計した他の物件の坪単価など、金銭面に対する情報も提示してくれて、信頼できるな印象を受けました。

家づくりのブログや、周りの方の経験談から、必ず何かしらトラブルが発生する家づくり。気持ちの面で信頼できるかどうかが決め手となりました。

こんな流れで、我が家の家づくりにおいて、土地と設計依頼先が決まったのでした。

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