このブログの中で、最も人気のないシリーズ「東京おじさんぽ」
いや、誰にも読まれなくたっていいんです。だってこのブログはどれだけ人に読まれても1円にもならにのですから。ただのおじさんの日記です。
これまでは下町や城東地区が多かったので、山の手やセレブな街を歩いてみたいってことで、高輪~白金~目黒と歩いてきました。
銀座の洋食ランチを
少し前に「地球の歩き方 東京」を買ったんですよ。やっぱ情報の質と量が、他のガイドブックとは全然違っておもしろいです。
今回、山手線「高輪ゲートウェイ駅」を起点にと考えていたのですが、途中、銀座で寄り道して、地球の歩き方で知った銀座の有名洋食店でランチしてから向かうことにしました。
銀座スイスってとこなんですが、有名なんですよね?私は知りませんでしたが、地球の歩き方に載ってるぐらいだからきっと有名店です。
11:30頃に入店したところ、ほとんど待たされることなく席に着くことができました。
その後、続々と客がやってきて、食べ終わるころには店の外に数人待っている客がいました。
読売ジャイアンツの千葉さんという選手が、1948年にこの店で「カレーにカツ乗っけてくれ」と注文したことで、この世にカツカレーというものができたらしいですわ。
てことで、カツカレーを注文しました。
まぁ、美味しい。コクと深みがある。カツも揚げたて。
でも、1700円は高いわ!!量少ないし。途中でルー足りんくなるし。カレーに1700円の値付けするって、もはや普通の感覚ではない。カツカレー発祥とかいって、マスコミに持ち上げられているうちに、どこか感覚がおかしくなってしまったんだろうじゃ。いや、それは言い過ぎや。
泉岳寺
銀座でバカ高いカレーを食べたののち、高輪ゲートウェイ駅へ。とにかく人がいなかったですね。
他の山手線の駅って、どんな時間帯でも人だけはいるのに、この駅は人がいない。駅周辺はほとんど工事中で、まだ地面を掘り返しているような状態だからでしょうか。
まぁ、数年後には未来的なビルが林立して、すごい街になるんでしょうけど。
で、駅から5分ほど歩いて泉岳寺へ。
「泉岳寺」っていう駅があるぐらいだし、有名な古刹か立派な寺かと思っていたのですが、赤穂浪士の墓があるってことで有名らしいですわ。
山門も本堂も立派で見ごたえはありました。
で、たぶんこれ↓が境内にあった浅野内匠頭の墓です。
他の赤穂浪士の墓も並んでましたが、若い男性二人組が全ての墓に花と線香を供えて回っていました。歴史ファンなのかな。すごいね。
高輪皇族邸
白金台の方へ向かうため、高輪の坂を上がっていくと、有刺鉄線付きの塀で囲まれた物々しい一角がありました。警察車両が停まり、何にもの警察官が巡回警備をしています。
てっきり刑務所か少年院でもあるのかなと思って地図をみたら「皇族邸」って書いてあります。
もともと高松宮邸か何かで、上皇夫婦が退位後、一時的に皇居から引っ越してきたんですって。
物々しいけど確かに高貴な雰囲気あるわ。てか、地方にいたときは分からなかったけど、やっぱ国家権力ってすごいんやな。
桜田通を通って白金台へ
広々とした国道一号線に出て南下します。道が広くて、天気が良くて気持ちがよいです。
国道沿いに明治学院大学のキャンパスがありました。大学のキャンパスというよりは、高級住宅街のような雰囲気です。
白金台の目抜き通りを「白金台つっても、ドンキがあったりして普通の街やな」などと強がりながら歩いていたら「港区郷土資料館」の看板を発見しました。
これまでの東京おじさんぽでの経験則から、東京23区の郷土資料館は意外と見ごたえがあることを知っていますので、立ち寄ってみました。
そしたら建物がなんか普通じゃない。これは歴史的建造物やぞ。
2002年まで国立公衆衛生院として使われていた歴史的建築物を港区の施設として転用し、郷土資料館とか子育て施設とかが入っているようです。あとは建物内も旧講堂や院長室など見学できるようになっています。
さんぽの途中に思いがけず出会った施設ですが、非常に見ごたえあり。東京大学の施設も隣接しており、広々して静かでよかったです。
郷土資料館自体は、まぁ東京が江戸時代以降の歴史しかない街ですから、江戸の庶民の暮らしとか、江戸前の海で江戸時代にどんな漁がされていたかとか、そんなのです。
国立科学博物館付属自然教育園~東京都庭園美術館
港区郷土資料館は思いがけず見ごたえあるやったなぁと思いながら目黒方面に進むと、「国立科学博物館付属自然教育園」と看板があり、背後にうっそうとした森が広がっていました。
植物園とか庭園とか、そんなんかなと想像して入園料を払って入園してみると、本当にただの森でした。
全く人の手が入らないと森の植生はどのように変化していくのかを観察したりするのが主目的のようで、散策できる小径はありますが、それ以外はただ森の中を歩くだけ。
東京の人にとっては、身近で森の中を歩けるっていうのがいいんでしょうか。何もない割に人が多い。
で、隣の東京都庭園美術館へ。
もともと皇族の邸宅とその庭園だったところを美術館にしているそうです。
美術館はなぁ、あんまりいかないんだよねぁ、、、。芸術が理解できないからなぁ。。入館料も高いしなぁ。。。
入るか否かグーグルの口コミを見ながら悩んでいたら、「旧皇族邸の建物は見ごたえあり」という口コミが多かったので1,100円とお高めでしたが、いざ入館。
ちなみに建物に入らず、庭園だけだと200円。
開催中の展覧会は「20世紀のポスター展」
案の定、芸術はよくわからなかったです。20世紀初頭から中盤にかけての欧米のポスターがいっぱい飾ってあったのですが、図形を組み合わせただけのポスター見ても、何を感じればいいのか・・・
それよりも、見張りの係員(なぜか皆おばさん)が(客以上に)多く、(わたくしは芸術を解する上級国民でございます)とでも言いたげな雰囲気で、我々庶民の客を睥睨しており、居心地は悪し。
一方、旧皇族の邸宅は見ごたえあり。こんなところに人が住んどったのか。やはり国家権力ってのはすごいな。
庭園美術館というほどには庭園は特筆すべきものはなし。
日暮れの時間が近づいたので、目黒駅から山手線で家に帰りました。
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