昨年秋のアメリカ出張1回でＡＮＡのマイルが17,000マイルぐらい溜まっていました。

普段はJALの修行をしつつ丘マイラーをやっているので、ANAのマイルをこれ以上貯める予定もないし、どっかで使い切りたいなと思っていました。

てことで、一時期コロナも治まってきていたように思えた7月上旬、１泊2日の北海道旅行に行ってきました！！

河合ペロペロさん

以前、河合ペロペロさんという方のブログを愛読していました（現在はアクセスできなくなっています）

更新頻度は低かったのですが、エロに対する行動力と変態度が私などの比ではなく、エロ活のバイブルとしておりました。

そのブログの中で特に好きだったのが、「おじさんだって、素敵な女性と出会いたい　○○編」という記事で、地方都市に２～３泊の旅行に出かけ、昼間は観光、夜はナンパするという旅行記です。

山形とか宇都宮とかそういう地方都市で、時には地蔵になりながらも果敢にナンパするおじさん。仙台では初のナンパ即を決め、しかもそのまま遠距離恋愛するという快挙を成し遂げたことも。

で、今回、昼間は北海道旅行、夜は札幌でナンパと、「おじさんだって、素敵な女性と出会いたい　札幌編」を真似したいなと思ったわけです。

計画

土日を使った一泊二日の北海道旅行。土曜日の朝7時に羽田を発ち、日曜日の18時半に帰ってくるという行程。土曜日はレンタカーで適当にそのあたりを観光、札幌に宿泊し、日曜日は特に何も予定を決めていませんでした。

札幌での宿泊は「アパホテル＜札幌＞」。一泊3,500円とコロナの影響かとにかく激安でした。

１日目の観光

緊急事態宣言中の羽田空港は本当に人がいませんでしたが、最近は人が増えてきています。みんな旅行とか帰省とかしているのでしょうか。

とはいえ、機内はまだまだガラガラで飛行機は定刻より早く新千歳空港に到着しました。

到着フロアのレンタカー会社のカウンターに向かうと、ニッポンレンタカーやトヨタレンタカーのカウンターにはすごい人だかり。が、私が予約した日産レンタカーはガラガラ。

同じような車種でも圧倒的に日産レンタカーの方が安く、マーチ・ノートクラスで12時間利用3,500円だというのに（他のレンタカー会社は5,000円ぐらい）

空港から10分ほどの店舗へマイクロバスで向かい、待たされることなく手続きを済ませ9時には出発できました。

とりあえず今日のルートを決めるため、近くの道の駅「サーモンパーク千歳」へ向かいました。

朝4時起きで小腹もすいていたのですが、時間が早いため飲食店はまだ営業していませんでした。

お土産店を覗くと、道の駅スタンプラリーのスタンプ帳が200円で販売されています。当然2日間で全道100軒以上の道の駅を回ることはできませんが、「特にここに行きたい」というところもなかったので、１日の行動の目安になっていいかもしれません。

てことで、200円でスタンプ帳を購入しました。押したスタンプの数で抽選で素敵な景品も当たるようです。

支笏湖

千歳から最寄りの観光地っぽいところ、ということで支笏湖へ向かいました。

学生時代の北海道ツーリングで、早朝の「苔の洞門」がすごく神秘的で心に残っていたからです。

あと、支笏湖でヒメマス料理でも食べようかなと。

原生林を貫く道道16号線から湖畔の国道453号線へ。支笏湖畔に出ても木々で湖面は見えません。

苔の洞門の駐車場に着くと・・・駐車場が空いてない・・・「閉鎖しています」の看板が・・・

ヒメマス料理とか食べられるビジターセンターはとっくに通り過ぎていたようで、、、戻るのも面倒くさくなってしまい・・・てことで支笏湖は何もせずスルーしました。

きのこ王国

支笏湖の次は羊蹄山近辺へ向かいます。学生時代の北海道ツーリングでは、とにかく羊蹄山がきれいで、山登りしたりキャンプをしたりして長期間滞在した思い出の地です

スタンプラリー目的で途中の「道の駅大滝」に立ち寄ると・・・「道の駅大滝は閉鎖しています」の看板が・・・・

閉鎖ばっかりやん！どうなってんの。と思ったら、隣の「キノコ王国」がドライブインのようになっていて多くの車が停まっていました。

きのこ汁（１００円）が有名らしく、きのこ汁と舞茸天ぷらでこの旅行の初グルメ。

味噌で見えませんが、きのこ汁は具沢山でとっても美味しかったです。あと、舞茸の天ぷらは普通に天丼てんやで食べても美味しいですからね。ハズレがない美味しさ。400円でお腹いっぱいになるボリュームもよかったです。

羊蹄山

国道273号線で喜茂別町に入ったあたりから羊蹄山が綺麗に見えてきます。

天気も良くなってきて、本当に気持ちの良いドライブです。

羊蹄山の周辺はあちこちからきれな水が湧いており、北海道民が頻繁に水汲みに来ています。

京極町の「ふきだし公園」に立ち寄りました。「水が美味しい」という感覚は持ち合わせておりませんが、とにかく冷たくて何の雑味もなく、これが美味しいというなら美味しかったのかもしれません。

ニセコの温泉

羊蹄山を半周ドライブしニセコパノラマラインへ。北海道で数少ない本格的な山岳ワインディングロードです。

主峰のニセコアンヌプリは標高1300mとそれほど標高は高くないのですが、本州の標高の高い高原道路を走るような雰囲気があります。

たくさんの温泉もあり、その中の一つニセコ五色温泉に立ち寄りました。

入浴料が800円と高いのがあれでしたけど、硫黄の匂いも強く、本格的な温泉って感じでよかったです。

道の駅めぐり

レンタカーは夜の8時までに返却しなければなりません。9時にスタートしひたすら西に向かってきましたが、この辺りで14時を過ぎていたため、そろそろ折り返しが必要です。

地図を見ながら、いくつかの道の駅に立ち寄りながら千歳市へ戻ることにしました。

道の駅まっかりフラワーセンター

真狩村は細川たかしの出身地ということで、道の駅の中に細川たかしの資料館がありました。

道の駅２３０るすつ

駐車場から羊蹄山が間近にみえるという以外特徴はなく、スタンプだけ押しました。

留寿都村からそのまま西に向かい千歳市に戻るか、一旦南へ向かい、洞爺湖、苫小牧と経由して千歳市にもどるか。時間的に南へ向かうルートは厳しいかなと思いましたが、一つでも多くスタンプを押したくなるスタンプラリーマジックにより、南へ進路を取りました。

洞爺湖周辺の高台を走る国道230号線は丘の風景と湖の見晴らしが素晴らしいルートでした。

道の駅洞爺湖

湖の展望台がある以外はこじんまりとした施設で、ここもスタンプだけ押しました。

洞爺湖畔の公園に立ち寄り、少し散歩をしました。

昭和新山

洞爺湖畔には有珠山や昭和新山など、こんな近くに人が住んでいるのに！というような距離に活火山があります。

昭和新山の駐車場に立ち寄ると「駐車料金500円」の看板が。

駐車場に入ると、土産店などは全て廃墟となっており、完全に寂れた観光地と化しています。駐車料金500円の看板があちこちに立っていますが、だれも駐車料金を回収に来ませんでした。

土産物店などは全て寂れておりましたが、間近で見る昭和新山は水蒸気が噴き出ている様子を見ることができ、なかなかの迫力がありました。

道の駅そうべつ情報館

有珠山や昭和新山の近くにある道の駅です。昭和・平成時代の噴火の記録が充実し、見ごたえがありました。ソフトクリームを食べながら、有珠山の噴火の記録をゆっくりと眺めました。

ソフトクリームと昭和新山（左の建物の屋根の上にこんもりと見える岩が昭和新山です）

壮瞥町からオロフレ峠を超え、登別の温泉街を抜けて、太平洋岸に出ました。

海沿いを走る国道36号線は、いかにも北海道の海沿いの道。ひたすら直線で、広くて、海の色は灰色で、寂し気な漁港をいくつも過ぎていきます。

苫小牧市街に入ると車も信号も多くなり、思った以上に時間がかかったため、苫小牧と千歳の間にある道の駅ウトナイ湖に立ち寄ることは断念しました。

午後7時30分に日産レンタカーに車を返却し、シャトルバスで新千歳空港に戻りました。

いよいよ札幌に向かいますよ。「おじさんだって素敵な女性と出会いたい　札幌編」の本番です！！

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