一か月後に迫った社会保険労務士の試験。

先日の週末も資格試験予備校の模擬試験を受けに行ってきました。

台風

東から西に向かう珍しい台風が来とった、先週の土曜日のことです。

水道橋にある資格試験予備校の模擬試験を受けに行きました。

水道橋には生まれて初めて来ましたが、私立大学がたくさんあって、その学生を当て込んだ資格試験予備校がたくさんある街でした。

台風は関東地方には上陸せず、南の方を通っていくようで、朝は雨も降っていませんでした。

昼休み、学生街なら安くてうまい中華料理屋があるかなと付近を散策すると、いかにも油ギッシュな中華料理屋、その名も「北京亭」が目に付き、客も少なかったので入店しました。

 

 

日替わり定食「黒酢　酢豚定食　８８０円」

学生街の中華料理屋のランチにしては高いなと思いましたが、豚が山盛りで濃厚な黒酢の餡もやたらとうまく、まぁ、たまの贅沢っていう位置づけなら有りだなと思いました。

それにしても、東京に来てからの外食は、中華しか喰ってねーっす。

中華料理が好きといえば好きなんです。でも、たまの外食だからってチェーン店は敬遠すると、お一人様で入りやすいのが中華だけなんです。

アラフォーのおっさんが、おしゃれなイタリアンとかで一人で飯食えないっすもんね。そりゃしゃーねーってなもんですよ。

雨も風も激しく

北京亭で酢豚定食を食べていたら、急に土砂降りになったかと思うと、急に雨がやんだり、非常に不安定な天気です。せっかくの土日、田舎に帰る必要もなくて一人で東京を満喫できる週末なのに、嫌な天気です。

天気が悪くなければ、試験を受け終わった後は、千代田区図書館に行く予定でした。

ところが夕方にはザーザー降り。千代田区図書館は水道橋からでは公共交通機関では行きづらいのですが、かといって、自宅や職場から行きやすい場所にあるわけでもなく。

せっかくの週末、用事がなければこんなところに来ることもないと覚悟を決め、ザーザー降りの中、というか暴風雨の中、水道橋から九段下にある千代田区図書館まで歩きました。

ルンペンがいない図書館

グーグルマップを頼りに歩き続けること２０分。千代田区役所のあるビルの９階に千代田区図書館はありました。

図書館がビルの９階って。田舎じゃありえないロケーションですよ。

エレベータで９階に上がると、台風ってこともあって人が少なかったんですけど、それよりも何より驚いたのが、ルンペンが一人もいない！！

地元の図書館もそうだし、生まれた町の図書館もそうだったんですけど、図書館って、開館時間中はだいたいがルンペンの一時避難場所になっていて、書棚の奥の方とかに行くと、鼻をつくすえたルンペン特有のにおいが充満しているものじゃないですか。

実はワタクシけっこう本好きでして、図書館をそこそこ利用するタイプのアラフォーです。そんな私が図書館の唯一の弱点と思っていたのがルンペン臭なのですが、千代田区図書館はルンペンが一人もいない！！

これはすごいことなんですよ。ルンペンが一人もいない図書館って、日本全国探しても、千代田区図書館だけじゃないかなって思うんです。

早速、カウンターで利用券を作りましたよ。貸出用の本も豊富で利用のしがいがありそうです。

調べもの・学習用のデスクも多く設置されています。

中には千代田区民専用席なるものまであります。

私は住民票は地元のままなのですが、免許証の住所だけは千代田区外神田に変更してあるので、堂々と千代田区民専用席を利用できるのであります。

千代田区には１円も住民税を払っていないのにであります。

ルンペン無し、蔵書多し、専用席あり。我が国最強の図書館、それが千代田区図書館なのであります。

帰りは、千代田区役所始発の「かざぐるま」という千代田区が運航する地域福祉交通（バス　１００円）で秋葉原駅まで帰ってきました。

さすが千代田区役所。日本在住歴のない日本国籍を持つ在外邦人の住民サービスを一手に引き受ける千代田区役所。

せめてふるさと納税で千代田区に貢献しようと思ったのですが、さすがに返礼品とかなくて、やっぱしやめておきました。

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