今月の結果報告です。
貸付金額：３０，０００円
貸付人数：１人（新規１人、追加０人）
元金部分回収：２０，５２２円
利息部分回収：４，４７８円
貸付残高（元利合計）：５６３，４６８円（前月比＋２８，２５４円）
借主：５人（前月比＋１人）
・受取利息：４、４７８円（累計４３，４３５円）
・借主１人とヒトトキ
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先日、「お金借りられますか汗」とメールがあった19歳元家出少女（→コチラ）
昨日対面して、事情を聞いてきましたが。。驚愕の事実が判明しました。
めちゃ長文記事になりますので、読まれる方は覚悟してください<m(__)m>
待ち合わせ場所に現れた彼女は雰囲気が全然変わっています。なんかめちゃくちゃ太っていました。
「雰囲気変わったね」と聞くと、
「色々と状況が変わって、お話ししないといけないことがたくさんあります」と意味深なことを言ってきます。
「・・・・実は妊娠して、結婚することになりました」
へ？バイセクシャルで今は女と付き合っているんじゃ・・・・・
カラオケボックスに入店し、事情を聞きます。
が、とにかく説明が全て複雑すぎて理解できません。
「ごめん、何言ってるか全然分からないわ」と何度も説明させて、無理やり頭の中で整理したのが以下の状況
まず妊娠の件。
今、妊娠５か月、出産予定日１２月（・・・計算が合わん）。もともと病気持ちで、5か月を過ぎた今、体への負担から堕胎はできない。流産の可能性も高く、出産までこぎつけても、母子どちらかが命を落とすかもと言われている。（はぁ・・・死んだら返済は・・）
相手は一つ年上の現場作業員の男。職歴が浅く貯金もないため、彼にお金を借りることはできない。今回のお金を借りるという話はしている。
次にアパート借りる件。
就職先の会社（居酒屋チェーン）と提携している不動産会社で契約予定。会社を通すため、契約書類は全て会社の担当者が持っており手元にはない。
家賃8万円、初期費用12万円。これは給料から天引きされる。12万円は分割天引が可能。6月まで研修期間で、7月支給分までは給料がバイト並みの月8万円。6月7月は給料全額天引きされることになってしまう（労基法違反じゃ・・・）ので、一括で払ってしまえるように20万円借りたい。
もう説明が支離滅裂なので、（こりゃ、全部嘘だな）と思いつつ、騙された振りして最後まで話を聞きましたよ。で、
「なんか一生懸命、色々なこと説明してくれたけど、確認できる書類見せて」
「ないです・・」
「え？何も？身分証は？社員証は？給与明細は？母子手帳は？アパート契約書類は？」
「全部ないです・・・・」
「まぁいいや。結婚相手にこの後会うんでしょ。金借りる話もしてあるんだよね。だったら、俺も会わせて。話聞くから」
「この後、産婦人科に行って、彼に車で家まで送ってもらう予定で、今日は時間が遅くなるので、、、」
実は、前回の返済時から、身分を偽っているのではないかと疑っていました。
説明が複雑になるのですが・・・・
前回貸した時からの状況をまとめると以下のとおりです。
バイセクシャルの19歳少女（少女Ａとします）は、実家へ毎月入れる約束のお金が工面できずに追い出され、埼玉から恋人である少女Ｂが住むこちらの県にやってきて居候していました。
少女Ａはこちらで正社員の職を見つけましたが、最初は東京で１か月研修のため、埼玉に帰り実家に住まなければなりません。
そのためには新幹線代と実家へ入れるお金が必要です。
そこでネットで金策し、私と出会い３万円を借りました。それが２月のことです。
4月になり、東京での研修も終わり、こちらの県に越してきました。
しかし、当面は住むところもないので、引き続き少女Ｂのところに居候しつつ、正社員として働き、多少ごたごたはあったものの、私への返済も済ませました。
このあたりで、私は少女Ａの存在を疑いだしました。少女Ａは架空で、少女Ｂの一人二役かもと。
ちなみに貸すときに少女Ａの身分証明書として、国民年金の保険証を確認しましたが、顔写真はついてないものでした。（まだ個人で貸す活動を始めたばかりだったので・・・）
疑念を持った理由は、まず住所不定で正社員になれるわけないってこと。
次に返済の振込が少女Ｂ名義の口座からだったことで、口座もないのにどうやって会社から給料を受け取るのかってこと。
一度着信拒否されたときに、少女Ｂの自宅に電話し「少女Ａの連絡先としてそちらを聞いているのですが・・・」と言うと、「少女Ａ？誰ですか？」という反応だったこと。それを少女Ａにメールで伝えると、「もう少女Ｂ宅には連絡しないでください」と、すぐに返済がなされたこと。
あと、これは最初に気づけよっていう、ものすごく単純な話なのですが、少女Ａのキャリアのメールアドレスが、少女Ｂの名前でした。。。。。
ちなみに、今回会って話を聞いている最中、話に夢中になって、説明の中で自分を指す際、勢い余って少女Ｂの名前で呼んでしまっていましたｗｗ
話は昨日の対面の場面に戻りますが、どうも門限が20時みたいで、毎回会うとき、あるいは会う約束をするときは20時までに帰ることにこだわります。
昨日も18時に待ち合わせして、「この後産婦人科の予約があるので18時40分には出ます」とか言ってました。
電車の時間などから逆算すると、自宅に20時までに帰るためのリミットが18時40分です。
で、18時40分が近づき
「なんか複雑な説明を一生懸命してくれたけど、何の書類もない中で、短時間でその説明を理解して納得して、はいじゃぁ20万円って渡せるわけないってことは理解できるよね？」
「はい。」
「で、本当に今すぐ必要ってのはいくらなの？」
「支払期限を過ぎている初月の家賃７．８万円です」
「それは給料から天引きされるんでしょ？勤務している会社に払うものを、怪しい個人から借りるってありえないよね？」
「だったら、敷金・礼金の5.6万円でも」
「5.6万円って。また新しい数字が出てきたね。まぁでも現実的な数字か。ふむ。じゃ、ヒトトキで貸すよ。あ、結婚相手の連絡先は聞くけどね。」←実際は「ヒトトキ」とは言わずに、ストレートに言っています・・・
「え・・・・それは・・・子供もいるので・・・・」
「無理か、そっか。じゃ、今日は帰ろうか」
「はい。。。。」
カラオケボックスから出て、駅までの道すがら、もうこいつとは会うこともないなと思い、
「あなた、少女Ａじゃないでしょ？」
「え？少女Ａです！！」
「普通の会社ではありえないことが、あなたの説明の中には多すぎるんだよなぁ。まぁいいや。金は必要なんだろうから、書類が全部準備できるか、本当のこと話す気になったらまた連絡して」
と言って別れました。
自称少女Ａと別れたあと、その足で勤務しているという居酒屋に飲みいきました。
で、店員さんに
「少女Ａという店員さんてこの店にいますか？」
「はい、いますよ。新しくできる店の子なんですが、研修ってことで今はこの店にいます」
（え？聞いてたとおりじゃん？嘘じゃなかったの？）
「その子って妊娠してる？」
「え？そんな話は聞いたことないですけど・・」
この時点で少女Ａ架空説はなくなりました。全て真実か、少女Ｂが実在の少女Ａに成りすましているか。。。。
確認するためには、何度かこの店に通って、少女Ａが勤務しているタイミングに鉢合わせるしかないです。
と思っていたら、深夜、自称少女Ａからメールが届きました。
「お察しのとおり、私は少女Ｂです。少女Ａとして話したことは本当のことですが、私が少女Ａに成りすましていました。私自身の妊娠も本当です。しかし結婚する気も産む気もありません。中絶するための診察や薬代が6万円です。あとは、携帯代や遊ぶ金ほしさに。。。。色々と嘘をついて申し訳ありません。6万円は本当に今週中に必要です。
少女Ａと私が付き合っていたことは本当です。本当にレズカップルだったのです。でももう別れています。ですので少女Ａは今回のことは何も知りません。」
推理小説が完結したようなすがすがしさを感じつつ、もうこいつとは関わらないぞと心に決めました。
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