「多摩川サイクリングロード－たまリバー５０キロ－」　羽村市の羽村取水堰から東京モノレール天空橋駅までの５５ｋｍを歩いて踏破してきました！

リベンジマッチ

２０２３年４月８日にも、羽村駅近くのネカフェに前泊し、多摩川沿いの阿蘇神社をスタート地点に羽田空港を目指して歩いたことがありました。

その時は、ゴール１５キロほど手前の二子玉川付近で雨が本降りとなり、足（太ももの痛み、足裏のマメ）も限界だったことから、約４０ｋｍ地点でのリタイアとなりました。

７月に単身赴任を終えて東京を離れてからも、その時ゴールできなかったことがずっと心残りになっていました。

今回２０２３年１０月７日（金）に出張で東京へ行く用事ができたため、翌日１０月８日（土）にリベンジマッチを行うことにしました。

秋葉原のカプセルホテルに宿泊し、当日の早朝、ＪＲ中央線で羽村駅へ。

羽村～福生

羽村駅の公衆トイレで大を済ませ、７：１０にスタート。

羽村駅から住宅街を抜けて多摩川へ。玉川上水の取水口の羽村取水堰から多摩川サイクリングロードのスタートです。スタート地点には玉川兄弟の像。

多摩川サイクリングロードにはスタートからの距離とゴールまでの距離が分かる看板が定期的に立っています。スタート地点の看板。全長５３ｋｍ。

羽村~福生あたりは土手歩きというよりも多摩川沿いに整備された公園を歩く感じです。

ランニングイベントが行われていたり、地元民が犬を散歩させていたり、早朝から人が多いです。

昭島～立川

昭島市に入ったぐらいで、土手歩きっぽい雰囲気になってきます。

途中で富士山が見えたりしました。

昭島市が意外と長くて、「いつまで歩いても昭島市から抜けられんな～」と思い始めた頃にようやく立川市に入ります。

立川市に入ると、大きなマンションが増え、一気に周囲の都会度が増しました。

河川敷がグランドとして整備されたりして、東京って感じです。

多摩モノレールと富士山

府中～調布

スタートから１６ｋｍほどで府中市に入ります。

途中、高さ１ｍぐらいしかないＪＲ八高線の線路下をくぐったりします。まだまだ体力的な問題はなく、アトラクション的に楽しめました。

行程中、府中市の区間がたぶん一番長く、１０ｋｍも続くので、調布市に入ったときには軽く感動。

だいたい３０ｋｍ地点、電気通信大学多摩川グランド脇でこの日初めての休憩を取りました。

前回と同じ地点での休憩。前回は休憩後に立ち上がるのがつらいほど太ももや足裏の痛みがひどかったのですが、今回は全然大丈夫。

足指のテーピングがしっかりとマメと水ぶくれを防止してくれています。

15分ほど休憩後、まだまだ元気にウォーキングを再開。

狛江~二子玉川

小田急線をくぐったあたりから、遠くに高層ビル群が見えるようになってきます。二子玉川とかさらに向こうに武蔵小杉とか。

高層ビル群だけに、かなり手前から見えるのだけど、歩けども歩けども近づいてこない。見えているのになかなか近づいてこないもどかしさがストレスになったのか、疲労が一気に出てきます。

ようやく二子玉川に着くと、河川敷工事のため、一度、市街地を経由しなければなりませんでした。

二子玉川の市街地を抜けて河川敷に戻ると、東横線をくぐる辺りまで舗装されていない砂利道を歩くことになります。この辺りで急激に体力が失われてしまい、これ以降、写真を撮る気力もなくなってしまいました。

多摩川駅近くで２度目の休憩。自販機で冷たい飲み物を購入し、5分程度の立ち休憩。

田園調布～六郷土手

多摩川が大きく蛇行し、彼方に川崎市街地を望みます。この辺りから望む川崎市街はボストンの街並みに似ているなと個人的には思っており、川崎市のことを日本のボストンと私は呼んでいます。

５０ｋｍ手前の六郷土手あたりのベンチで3度目の休憩。ゴールまでは残り４～５ｋｍというところですが、体力的に限界が近いようです。この辺りで日没を迎えてしまいました。

～ゴール（天空橋駅）

ＪＲの京浜東北線や上野東京ラインの線路をくぐる頃には辺りは真っ暗になってしまいました。

左足の太ももの骨がきしむように痛み、この辺りでは片足を引きずるようにしないと歩けなくなっていました。

最後は１ｋｍ進んで休憩、８００ｍ進んで休憩、５００ｍ進んで休憩という具合に這うように進みます。

スタートから１１時間３０分。１８時３０分に東京モノレール天空橋駅に到着。

東京駅まで移動し新幹線に乗って帰宅。駅の階段などが地獄でした。

ちなみに、５０ｋｍを超えたあたりから股ズレが痛いなとは思っていたのですが、新幹線の車内で座っているお尻まで痛かったので、帰宅後見てみたら、お尻の皮まで擦れてめくれてしまっていました。。。

総歩行距離５４．８２ｋｍ。

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