出会い系サイトの「困っています」という書き込みをきっかけに知り合った金に困っている女２９歳。

本当にいろいろなことがあった末に昨日３０万円を貸しました。

これまでの経緯

・出会い系サイトの書き込みをきっかけ、その日の夜のうちに会う。友達の連帯保証債務の返済で４０万円必要。後日ホテルに行くことを条件に２０万円を貸すということで合意。

・翌日、メールのやり取りで「実家の住所も教えて」と聞くと、じゃあ借りないと交渉決裂。貸し借りではなく割切りでホテルに行くことに。スマホでの撮影を条件に相場より多く払う。この時点では、金の工面はついたと話す。

・１週間して何気なくメール。すると「実は金の工面ができていない。風俗行こうか悩み中」と返信。そこから４日間にわたりメールで条件交渉。向こうからエロ条件が持ち出されたり、なかなかタフな交渉

・エロプラス貸付で条件が折り合い会うことに。しかし、不用意な発言に返済相手（ホストから依頼を受けたチンピラの回収業者）の怒りを買い、呼び出され会えず。

・チンピラとの話し合いを終えた女から「助けてください」のメールを受け、深夜会う。３０万円をお友達利息で貸付。

ざっとこんな経緯です。

実況中継

回収業者への返済や、関係が断ち切れたかどうか、メールで状況報告するように言ってあったため、逐次報告が来ます。本当に仕事が手につきません。

「今朝、友達に１０万円借りて５０万円は準備できました。相手からの連絡待ちです」

「今連絡があったので行ってきます」

15時半の上記のメールを最後に、報告が途絶えてしまいました。心配です。

すると１８時ごろ「今、無事に終わりました」と報告がありました。

ずいぶん時間がかかったので聞いてみると、相手は違法業者なので相当警戒心が強く、毎回いろいろな場所に呼び出されるそうです。で、今回はＪＲで２０分以上かかる少し離れた街に呼び出されていました。

返済計画表などを作成したのと、借用書の写しを渡し忘れていたので、今日もう一度会うことにして、２０時に待ち合わせをしました。

待ち合わせ場所に来ない・・・・

で、２０時の待ち合わせですが、時間になっても来ません。。。。。

全てが壮大な嘘で、借りパクされるのでしょうか。。。ドキドキが止まらない。

２０時３分ごろ「すいません。１５分遅れます」とメールが来ました。遅れそうなら約束の時間の前にメールしろよ、と思いつつ一安心です。

ところが、２０時１５分になっても来ません。２０分、２５分と時間が経ちますが来ません。

２度電話をしますが「ただいま出られません」

完全にやられました。ドキドキと呆然。３０万円いかれました。ただ現実味があまりわいてこない。

すると１通のメールが「もうすぐ着きます」

はいはい、これ出会い系サイトに登録して最初にやられたすっぽかしパターンですね。（その時の様子はコチラ）

もうすぐ着く、もうすぐ着く、で結局いつまでたっても来ないパターンですね。

本当に困っていると思って、話せば話すほど真面目な子だと思って、今日は違法な回収業者との関係を断ち切って明るく会えると思って、、、、全て噓だったなんて。。。。３０万円。。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

と、思ったらｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━!!

もう、帰ろう。しょうがない。ノウハウもないのに貸主を気取った自分が悪かったんだと、思ったところ、息を切らせて走ってきました。

いつも遅刻するルーズな女。そういうルーズさが連帯保証人になってしまう原因なのだ、と心の中で悪態をつきます。

近くの喫茶店に移動しました。

「話が全部壮大な嘘で、３０万円だまし取られたと思いましたよ。もう帰るところでした。」

「化粧ポーチ忘れて取りに帰ったりしてました。今日はママから大事なお客さんの同伴を頼まれていたんですが、絶対こちらに来ないといけないと思って同伴断りました。今日、出勤したらママにめちゃくちゃ怒られると思います」

時間にはルーズだけど、やはり真面目な子です。

「携帯に電話しましたか？非通知着信がありましたけど。回収業者からはいつも非通知なので怖くて」

そうです。別件で電話した時に非通知設定にしてあって、戻すのを忘れていました。

「もう非通知がトラウマなんです。これからは非通知で電話はやめて下さい」

うむ、心なしか明るい感じです。

さらに詳しく

喫茶店に移動し、１年半にわたる返済計画表と借用書の写しを渡します。

返済計画表を見ながら「今年中には返します」と意気込んでいます。

で、昨日はあまり時間がなく突っ込んで聞けなかったことを詳しく聞きました。

「公的身分証明書がないわけがない」と突っ込むと、免許証は更新せず失効し、健康保険証は紛失したと。先日も風邪をひいて自費診療ですごくお金がかかったと。とりあえず健康保険証は早く再発行し、再発行したら写メで送るように言っておきます。

実家の電話番号をネット検索したら苗字が違う人が出てきたが、と突っ込むと、複雑な家庭環境で詳しくは話さなかったそうです。まぁ、いわゆる両親の離婚、再婚で連れ子として今の家に入って、とかそんな話です。そういう事情もあって借金のことは実家には絶対に知られるわけにはいかないそうです。

ただ、まったく実家と没交渉なわけではなく、定期的に帰えるなど関係は良好だそうです。良好なだけに、という部分もあるようですが。

「今から実家に電話します」というので、通話ボタンを押す直前で「もう大丈夫、信じたから」と電話をさせるのをやめさせました。そこまでして疑う必要もありません。

お礼を言われて照れる

金を貸したことをあまり恩に着せて、長々と拘束するのはよくないです。３０分ほど話して切り上げようとしたところ、急に改まって

「あの、こんな大金を貸していただいて本当にありがとうございます」と深々と頭を下げました。

照れます。

こちらがもごもごとなってしまいます。「これからも大変だと思うけど、もごもご、、でもせめて前向きになってもらって、、もごもご」と、なんか言った気がします。

あとはちゃんと返済さえしてくれたら、こちらからは連絡などせずに、前向きに元の生活に戻ってほしいです。

個人貸主としてのこれから

今回の女２９歳も含めて、１週間で３名５９万円の貸付。ちょっと急激に貸しすぎです。

そのうち、２６万円を貸した主婦２９歳は、先日１０万円を前倒し返済してきましたので、現在の貸付残高は４９万円です。

まぁ５０万円なら、他では借りられない訳ありの連中に貸していても精神的に安定を保っていられそうです。

なので、今後は５０万円を自分の中での枠として、リスク分散のため３～５万円の少額案件を狙っていきたいと思います。しばらくは２０万円とか３０万円の大金を貸すことはしません。

ていうか、このブログのテーマは出会いではなく、個人貸主ブログになったようです。